必見!会計ソフトでの給与管理

従業員に支払った金額と役所に納める金額の管理

会計ソフトで給与の管理をするには、勘定科目を把握する必要があります。実際に従業員に支払うのは、借方が給与や賃金等の科目が使われ、総支給額が記載されます。貸方には、支払った分の金額と、預金や現金などの資産の科目が入るでしょう。
しかし、総支給額と実際に支払った金額には差額が生じます。従業員に支払う以外に、所得税や社会保険料の従業員負担分を会社でまとめて徴収しています。給与から預かっているお金は、所定の日にまとめて税務署や、役所等に代行して支払っているため、差額が生じることになるのです。差額分は、貸方に預り金の勘定科目を記載します。源泉所得税や、各種社会保険料の項目ごとに預り金の補助科目を作ったり、枝番を付けたりすると、それぞれの金額が分かって管理しやすいでしょう。社員旅行の積み立てをする場合にも、預り金の科目を利用します。

年末調整のポイントともなる源泉所得税

預り金の補助科目の中でも、源泉所得税の管理には気をつけてください。税務署に納めるには、給与が発生した翌月10日に毎月納めるのが基本です。納期の特例が認められているのなら、1月~6月までを7月10日まで、7月~12月までを翌年の1月10日までの2回に分けて納付します。納付する際には、会計ソフトと給与計算ソフトと照合して、確認しましょう。
源泉所得税の預り金の額は、年末調整でも重要になります。サラリーマンの確定申告とも称され、各従業員の1年に納めるべき所得税を計算し、正しい金額を算出しなくてはいけません。源泉所得税額は1年間の収入額を見込みで割り出し、納付額を概算で算出しているため、正しい所得税額の過不足が生じます。支払いすぎた分は12月の給与日で還付し、足りない分は追加で徴収し、翌年の10日に預かっていた源泉所得税の過不足を調整して納付します。この際も会計ソフトと金額が合うか確かめましょう。

勤怠管理システムとは、従業員の出社時刻や退社時刻を記録することによって勤務状況が管理できるシステムのことです。